とある単車乗りの備忘録

個人的な備忘録です。

ヤビツ峠で一苦労

なかなか単車に関われない週末が続いているが、久しぶりに単車を出した。前の晩にウインブルドンを見ながら思いついただけで、寝不足な出発に宮が瀬ダムに着いたのは11時頃だった。

昼飯は蕎麦と決めて検索したら見つかったのはここ。

https://maps.app.goo.gl/oHFE5c4MTnQKcHua6

感覚が戻ってきてスムーズに走れるようになった頃に到着した。

マイブームなとろろ蕎麦と迷ったが、揚げ立ての天麩羅が美味くてこちらが正解。道の駅未満といった雰囲気で外でゆっくり出来るし、2時間ほどと手頃なので再訪は有りだ。

小菅、丹波山から奥多摩周遊と梅雨空の土曜ともあってクルマに引っ掛かること無く快走出来たが、路面が所々濡れていて流す程度だがそれがちょうど良い。
奥多摩周遊はガスが出て展望は全くなし、おまけに歩いたり走ったりの人が多く何かの催しでも会ったのだろうか? まぁクルマに引っかからなくて、それだけで良い。

宮ヶ瀬ダムまで戻ったら時間が余ったのでヤビツ峠を通ったがこれが大失敗。ガスってるのは覚悟していたが、もうすぐ峠越えという所で雨が強く降ってきて、あっという間にずぶ濡れになってしまった。カッパ無しだし突っ切るしかない。

幸いなことに峠を越えて表ヤビツに入ったら、ガスだけで路面も乾き気味。
すぐにバスにつっかえたので菜の花台で一休憩して下山し帰宅した。

270km 19.2km/l

本態性振戦 

10年ほど前から、字を書くことが思うようにできなくなった。

ペンを持つと手が震え、箸やスプーンもうまく使えない。仕事では板書や手書きの議事録を諦め、最近は役所への提出書類まで妻に代筆してもらうことが増えた。
病名は「本態性振戦」という。安静にしているときではなく、何か動作をするときに手が震えるのが特徴で、家族内に発症者が多く、飲酒で一時的に症状が軽くなる人もいる。MRIや血液検査で他の病気を除外した上で診断される病気だ。

この病気を知ったのは母がきっかけで投薬治療を長い間続けてきたが、既に日常生活が困難な状態まで進行して要介護認定の要因にもなった。私自身も2021年に診断を受け、標準治療ガイドラインに沿った投薬治療を受けてきたが、最初のアロチノロールは進行すら止まらず、次のプロパノロールも多少進行が緩和された程度だ。次の選択肢はプリミドンなどの抗てんかん薬だが、依存性や認知機能への影響、献血ができなくなるなどの懸念がある。まだ現役でいたいので、長期間服用することに抵抗があった。

外科手術が効果的なようで、脳深部の視床にアプローチする手術が3つある。その中でも一番侵襲性が低いのが、MRIガイド下の集束超音波治療(MRgFUS)という開頭不要な手術だ。欠点として剃毛と保険診療では生涯で片側のみが対象で、片方は別の手術か自費でMRgFUSを受ける必要がある。それでも利き手だけでも復活すればQOLは著しく改善するはずで、母にも紹介して何度か説得してみたが、認知症が出てきて諦めざるを得なかった。母は近所のサ高住に連れてきて遠隔介護問題は一段落したが、自身も10年もすれば何も出来なくなるかもしれない。嫁さんにMRgFUSを受けることを相談し、かかりつけ医から手の震え外来の紹介状を書いて貰った。

MRgFUSの対応施設はあまりなく、自宅から1時間は掛かる。大きな病院でこんなところに自身がお世話になるのは初めてだ。
以前と同じように15分くらいの問診と手の挙動や渦巻きテストの結果で、やはり本態性振戦で間違いないとの診断だった。他の疾患から除外するためのMRIや血液検査が無かったのは既に診断を受けていたからだろう。
主治医となったのはYoutubeで説明していた脳神経外科の先生で、穏やかな口ぶりで奏効率は70%程度であることとしびれなどの副作用も説明頂いた。いずれも事前に調べていたとおりで淡々と説明を受けたが、奏効率はもっと高いと思っていたのが意外だった。また、超音波を通す関係で頭蓋骨の検査が肝になるとのことで、CT検査を行ってMRgFUSが適用出来るかを確認して貰う事になった。

 

近鉄特急「ひのとり」

先日、近鉄特急「ひのとり」に乗車した。

名古屋駅から鶴橋駅までの出張移動で、新幹線ではなく「ひのとり」を選択し、目的はプレミアムシートに乗車することだった。満席だったが何度か空席状況を確認して予約を試みたところ、運良く先頭車両の1人用プレミアムシートを確保することができた。

プレミアム車両は3列シート(1列+2列)の配置で、1人用シートは進行方向左側に設けられている。大きな側窓に加え、前方の景色もある程度楽しめるため開放感がある。さらに隣席を気にする必要がなく、自分だけの空間を確保できる点が最大の魅力だ。

一方で、名古屋から大阪方面へ向かう場合は、概ね南側からの日差しを受けるため、時間帯によっては眩しさを感じる場面もあった。しかし、プレミアムシートに備え付けられている電動カーテンを少し下ろして直射日光を遮れば、車内は非常に快適だった。

座席に腰を下ろして最初に感じたのは、一般的な特急列車とは一線を画すゆとりである。シート幅は十分に広く、厚みのあるクッションが身体を包み込むように支えてくれるため、長時間乗車していても疲労を感じることはなかった。

電動リクライニングは動作が滑らかで、背もたれだけでなくレッグレストも細かく調整できるため、自分に合った姿勢を容易に作ることができる。大型ヘッドレストの支持性も高く、静粛性にも優れていることから、車内には終始落ち着いた雰囲気が保たれていた。走行中の揺れも穏やかで、不快感を覚える場面はほとんどない。

これまで全国各地でさまざまな特急列車に乗車してきたが、快適性という点では間違いなくトップクラスの車両だと感じた。

しかし、この日の乗車は思わぬハプニングに見舞われた。人身事故の影響でダイヤが大きく乱れ、最終的には約1時間遅れでの運行となった。大阪線へ入る頃からは、特急らしい高速運転ではなく、信号待ちや徐行を繰り返す運転へと変わっていった。

先頭車両2列目という座席位置だったため、大阪市内へ近づく頃には前を走る列車が視界に入る状況となっていた。また、運転台には司令室からの無線連絡がひっきりなしに入り、折り返し運用の変更や列車番号、行先の変更指示などが次々と伝えられていた。

1時間もの遅延だと普通は苛立つものだが、混乱の中で運行を維持しようと懸命に対応する運転士や指令員の様子が伝わり、むしろその対応に頭が下がる思いだった。

相模六社巡り

初詣で寒川神社に行ったときに相模六社巡りという企画がある事を知った。

一之宮 寒川神社(初詣)

相模六社とは一之宮:寒川神社・二之宮:川匂神社・三之宮:比々多神社・四之宮:前鳥神社・平塚八幡宮(五之宮格) ・総社:六所神社を指すとのこと。

ようやく出張から戻ったので、相模国鎌倉郡の住民として六社の御朱印を貰いに行ってきた。寒川神社は初詣で行っているので、実際は五社巡りだ。

相模国総社 六所神社

R1東海道沿い、境内を東海道線が突っ切っていてアンダーパスが設けてある。御鎮座は崇神天皇の頃というから紀元前までさかのぼる相模国の総社だ。

二之宮 川匂神社

Google Mapだと僅かな距離に感じたが、意外なほど山奥に静かにたたずんでいる。御鎮座は第11代垂仁天皇の時代とのこと。

三之宮 比々多神社

伊勢原、大山の麓の見晴らしの良い丘の上にあって清々しい感じがする神社。
御鎮座は初代神武天皇6年というので、ここもまた紀元前だ。

四之宮 前鳥神社

二宮、伊勢原、平塚と遠回りし、社務所が開いているか心配だったがなんとか無事に御朱印を頂けた。平塚の郊外だが静謐な空気に包まれている。

 

五之宮格 平塚八幡宮

ここも御鎮座は古く仁徳天皇の御代まで遡る。

ただ、時間切れで平塚八幡宮の御朱印が貰えなかったのは心残りだった。後日改めて訪れて頂いたが、回る順番と距離を考えておけば良かった。

 

トヨタ アクア

続く出張には2代目アクアを借りた。

ノートを借りて1週間しか経っていなかったので主にノートとの比較を中心にヤリスとルーミーを比べていく。

第一印象は低く小さい。乗り込んだとき、シートが一番下げられていたので余計そう感じたが、ポジションを調整した後はなんていうこともなく、ノートの方ががやや腰高だ。

シートはノートやヤリスより柔らかめだが、ルーミーのようにシートが窮屈に感じることはなく、何度か長距離も走ったが腰が痛くなることはなかった。
後席やラゲッジスペースはヤリスよりゆとりがあり、ノートと大差は無い。空間の広さはルーミーが頭二つくらい抜けていて、仕事で割り切るならプロボックスかルーミーだ。

今回はスマホホルダーを用意したが、センターのエアコン吹き出し口にはとりつかず、運転席右側のルーバーに取り付けた。
純正ナビは目的地検索が面倒だったりするのでスマホナビを使うためだが、トヨタ純正ナビは案内表示がメーター内にも表示されてそれは便利だと思う。

EVで走れる時間、距離がかなり長いので街乗りでは静かだが、エンジンが始動するとかなり五月蠅い。遮音性が高かったノートとは異なり、がさつなエンジン音が容赦なく室内に入り込んできて遮音をけちった安価なコンパクトカーの素性を見せる。さらにオートエアコンが暖房になるとほぼエンジンが掛かった状態になる。
この辺りはエンジンの存在自体が希薄だったノートとは全然違い、正直どうにかならない物かと思った。

動力性能はEV状態ではパワフルで踏み足せばエンジンも併用するので、2Lの我がフォレスターと遜色ないところはノートと同じだ。ただ、ノートほど目を見張るところはなくエンジン主体になると1.5Lエンジンのそれだ。また、駐車場など極低速で動かしているときに充電でエンジンが始動するとアクセルレスポンスが一瞬良くなる方向に変わる。これが結構気になって駐車には気を遣ったが、踏み間違え事故というのはこんなところに潜んでいるのではなかろうか?
EVモードが用意されているがいちいち切り替えるのは面倒なので、制御で何とかして欲しいモノだ。

 ***文字ばかりは味気ないので、アクアで出かけた旨いモノをあげておく。***

日生のカキオコ

足周りは柔らかく当たりは弱いが、ノーズダイブも大きく街乗り重視という感じだ。ただ、柔いだけでルーミーとは異なって峠でも不安は感じなかったので、休みの日にかつて単車でよく走った道を走り回ってきたが、タイヤが鳴かない範囲で走らせるクルマではある。この辺りはノートの方が明確にスポーツ指向で楽しい。

明石 魚の棚 たこ磯

全車速追従クルコンは停止保持出来るのに電子パーキングじゃないというチグハグ仕様だ。使ってみて特段不自由はないものの、電子パーキングを省く意味はよく分からなかった。街乗りではACC任せで停車するより自分で止めたい方が多いわけで、停止保持してくれる機会が少ないのだ。

高砂 尾道ラーメン宝竜

また、ノートのプロパイロットと同様に視野が狭く追従が外れやすいので、狭い峠道で使うのは難有りだしコーナリング中に増速しようとするのはどうかと思う。ハンドル支援はアイサイトVer3と同等で自動運転というより介入で知らせる感じである。トヨタセーフティセンスの最新版ではないらしく、そんなところもヒエラルキー重視なトヨタらしさを感じた。

このクルマで一番驚いたのは燃費で、最初の遠出で最高36.4km/lまで上がったし、遠出で30km/lを超えるのは当たり前だった。冷房を使ったノロノロ渋滞の様な一番燃費に悪そうな状況でもそれほど燃費は落ちていかず、暖房を使うのが一番燃費に悪い。それでも20km/l台の半ばまでなので、250ccバイク並みの燃費性能である。
次期CXはコンパクトクラスと決めているが、ストロングハイブリッドの車両を選びたいという結論にはなった。FITを借りる機会を作りたいモノだ。

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日産ノートE-POWER

出張で日産レンタカーからノートE-POWERを借りた。ホテル最寄りがトヨタレンタカーでヤリス、ルーミーはもう飽きてしまったし、ホンダやトヨタのハイブリッドは何度か乗ったが、日産のシリーズハイブリッドは経験無いので前から興味が有ったのだ。

値段は免責条件とアプリ割引で同等以下に押さえてある。

割り当てられたのはまだ新車で450kmしか走っておらず、新車の匂いがするものだった。それは良いことだがドアパンチでも食らったら、すぐに分かるので善し悪しだ。

コンパクトカーとしては一回り大きく、どちらかというと昔から有る普通車だが、何となくボテっとして厚ぼったい。後ろ側は塊感があって良いと褒め言葉も思いつくが、フロントデザインはもう少し何とかならないものか・・・

今までは小さくても広い車を借りてきたので、一回り大きく感じる割に後席は狭いし、2階建ての大きなセンターコンソールにも圧迫感を感じた。乗り出し300万近いだけ有って凝っていて質感も有るが、小物入れなども少なく、実用より趣味に振っている感じだ。

通勤使用だともはや高級車で、何一つ不自由はない。ECOモードで使っていたが、アクセルの付きも自然でスーッと出て、ワンペダルの回生ブレーキで減速し停めるときだけブレーキに踏み替えるだけ。止まれば電子パーキングに任せてブレーキを踏み続ける必要は無い。CVT車に慣れきっているので、最初は回生の効かせ方を探りながらだったくらいだ。

返す日に早起きして2時間ほど早朝ドライブしたが、そこでエコなコンパクトカーとの思い込みは完全に一掃された。とにかく良く走ってそれが愉しい。

バイパス合流で初めて踏み込んだが、実用域での全開加速は驚いてしまった。クルマの加速で速いと感じたのは久しぶりだし、単車と変わらない感覚で下道追い越しまでこなしてしまった。電動車のラグ無しで即座に得られる大トルクは、純エンジン車ではなかなか得られるものではない。

回生を生かしたワンペダルも山道でこそ真価を発揮して、本当に気持ち良く流せた。MTでもギア比次第なのでなかなかこうは走れない。街乗りでは固めに感じた足周りも空いた田舎道なら決まってくるので、通勤ではなく走りに行きたくなる仕上がりだった。

AIの評価だとエンジンがうるさいとの声が多いらしいが、ウソだろ?と思う。街乗りだとエンジンはたまに掛かっている程度で存在感が無いし、踏み込めばエンジン音も高まるがそこも良く押さえられていた。そもそもこのクラスで踏み込んでエンジンがうるさくないクルマに乗った事が無いし、踏み込んだらエンジン音が高まるのが当たり前でもある。 BEV比ならそう感じるだろうが、最近借りたクルマでは一番静かで振動もなかった。

次にアイサイト使いとしてプロパイロットを使った感想だが、さすがに10年違うと進化している。全車速対応のACCは停止のさせ方も洗練されてるし、発進は電動車らしく滑らかだ。もう少し遠いところから追従してくれたら良いが、視野角と距離は狭いようで下道だと割と追従も外れやすかった。アイサイトだと峠でも外れないので、カメラの差は大きい。

常に修正舵が入るレーンキープも優秀だったが、機能する時とそうでない条件がよく分からなかった。バイパスの様な自動車専用道路だとすぐに介入が入って機能し始めるが、一般道だと同じ道でも入ったり入らなかったりする。左折車の交わし方が下手なのはアイサイトと同じだった。

これだけ良く走って燃費もトップクラスだろうから、腐っても日産やるな~と感じた。ただ、もっと売り方が有るだろうにもったいない。流行りのクロスオーバーSUVに仕立てるにしても、大きくするのではなく、車高以外このサイズのままか少し小さくして出せば良いのにと思う。